セブン&アイnews|3月既存店はヨークベニマルだけが103.9%の増収
(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が2020年3月の月次営業情報を公開した。数字はすべて前年同月比。既存店売上高が前年をクリアしたのはヨークベニマルだけだ。スーパーマーケット業態のヨークベニマルは客数、客単価ともに前年を上回っている。
(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店は客数が92.9%、客単価が104.2%で売上高は96.8%。相変わらず既存店の客数前年割れが続いている。全店ベースの売上高は96.8%。店舗数は2万0887店。
7-Eleven,Incは米国内既存店の商品売上高が95.9%。全店ベースでは商品売上高が98.1%、ガソリン売上高は69.7%で総売上げは83.4%。
(株)イトーヨーカ堂の既存店は客数が94.4%、客単価が100.2%となり、商品売上高は94.6%。全店ベースでは商品売上高は93.2%、テナント他が79.7%となって、総売上計は89.6%だった。
(株)ヨークベニマルの既存店は客数が100.0%、客単価が103.9%で売上高が103.9%と、グループの中で唯一前年を上回った。全店ベースでも106.3%だ。
(株)そごう・西武の既存店は売上高66.6%、全店ベースでも66.6%と大きく前年を下回った。
(株)デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズの既存店は客数が72.6%、客単価が102.1%で売上高は74.1%。全店ベースでは73.9%だ。