マルヨシセンターnews|第2Q営業収益205億円7%増・経常6億円へ黒字転換

(株)マルヨシセンター(香川県高松市、佐竹克彦社長)が、2021年2月期第2四半期の決算を発表した。

営業収益は205億2100万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は5億9700万円(前年同期は5400万円の営業損失)、経常利益は5億7600万円(前年同期は7800万円の経常損失)、純利益は3億8000万円(前年同期は1700万円の純損失)と黒字決算となった。

営業収益に対する営業利益率は2.9%、経常利益率は2.8%。

新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、小売業界においても外出自粛要請やテレワークの推進などによって、顧客の購買行動の変化への対応、店舗における感染拡大防止策の実施など、求められるものはめまぐるしく変化している。

加えて、労働需要の逼迫、人件費関連コストの増加、さらに、企業の統合・業界再編への動きが強まっており、業界を取り巻く環境は引き続き厳しさを増している。

同社は、「マルヨシセンターらしさ」を図るため、経営理念である「健康とおいしさ」のキーワードに「美容」を加え、食と美をテーマとした独自の商品(弁当・惣菜類)を開発するとともに、食の簡便化、即食ニーズの高まりによる中食市場の取り込みに注力している。また、「挨拶」「接客・サービス」「鮮度管理・クリンリネス」「品切れさせない」を行動の基本とし、地域の顧客に喜ばれるよう取り組んでいる。

通期は、営業収益401億円(14億4000万円増)、営業利益7億9000万円(4億9000万円増)、経常利益7億3000万円(4億9000万円増)、純利益4億5000万円(3億5000万円増)に上方修正している。

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