ゼビオnews|第2Q売上高909億円22.7%減・経常利益9割減

スポーツ用品大手のゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)の2021年3月期第2四半期は、売上高が908億8600万円(前年同期比22.7%減)、営業利益2億1300万円(94.8%減)、経常利益4億8500万円(88.9%減)、四半期純利益1億3600万円(90.7%減)となり、コロナの影響から減収・大幅減益だ。

営業利益率0.2%、経常利益率0.5%。

コロナ禍のなか、インターハイや体育大会夏季大会の中止、休校とともに部活動が停止した地域があるなど、部活動需要が大きく減退、あるいは消失した。また、レジャー施設の人数制限やプロスポーツにおける無観客・観客動員数制限など、スポーツ関連商品への需要は大幅に減少した。一方で、外出自粛やリモートワークのなか、健康的なライフスタイルを維持するための商品への需要は高まっている。こうした消費の変化を受けて、ゼビオではレジャー、スポーツを中心に商品構成を変更するなどしたが、都市部を中心に来店が伸び悩み、減収となった。

商品部門別前年同期比売上高は、ゴルフ用品・用具部門が14.0%の減少、一般競技スポーツ・シューズ部門は30.3%の減少。アウトドア・その他部門は25.4%の減少だった。

3密回避の屋外レジャーとしてキャンピング用品が注目されたが、感染予防から全国の山小屋が休業していた影響もありトレッキングが伸び悩んだ。一方で感染症予防や運動不足解消商品が好調に推移した。

16店舗出店し、13店舗を閉店した。9月末の店舗数は863店。

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