ツルハnews|第2Q 売上高4535億円8.9%・経常利益15.9%の増収増益

(株)ツルハホールディグス(札幌市東区、鶴羽順社長)が2021年5月期第2四半期の決算を発表した。

5月16日~11月15日の売上高は、前年同期比8.9%増の4534億9200万円、営業利益は17.8%増の279億9800万円、経常利益は15.9%増の283億3000万円、純利益は6.6%増の165億8700万円と増収増益だった。

営業利益率は6.2%、経常利益率は6.2%と高率だ。

同社グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく、精肉・青果の導入をはじめとする既存店舗の改装を推進した。

また、プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化して、同社グループの新たなプライベートブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」へ刷新した。

さらに、店舗運営業務の効率化を図って生産性を高めるため、人員配置・在庫管理等をサポートするシステムを順次、店舗へ導入している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響については、インバウンド需要の落ち込みや化粧品などの需要減があった。一方で、感染予防関連商材の需要増、外出自粛に伴外出自粛に伴う日用品・消耗品、食品などの需要増が見られた。

店舗展開については、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進した。65店舗を新規出店し、39店舗を閉店した。また5月28日付けでJR九州ドラッグイレブン(株)を子会社化したことにより206店舗が加わった。11月15日時点のグループ店舗数は直営店で2382店舗となった。

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