ナフコnews|第3Q売上高1869億円9%増・経常利益130%増/暖房用品が好調
ホームセンター・家具インテリア専門店を展開する(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)の2021年3月期の第3四半期は、売上高1868億9200万円(前年同期比9.3%増)、営業利益183億2600万円(138.9%増)、経常利益188億2600万円(130.2%増)、四半期純利益115億6400万円(140.1%増)と大幅な増収増益だ。
営業利益率9.8%、経常利益率10.1%。
マスクやアルコール除菌商品、アクリルパーテーションといったコロナ感染症対策商品が好調に推移した。また気温の低下に伴い、セラミックヒーターなどの暖房用品も好調だった。とくに感染症予防もあって、加湿器はPB商品を中心に売上げを順調に伸ばした。収納用品やデスクチェア、ペイントや木材などのDIY用品や主力部門である園芸用品が好調を維持した。
売上総利益はPB商品の構成比が高まり改善傾向にある。販売費及び一般管理費は、EC売上げの拡大もあって、配送費用やクレジット手数料などが増加している一方、3密回避のため販促を抑制したことで広告宣伝費とポイント関連費用などが減少した。
「資材・DIY・園芸用品」の売上高は844億4300万円(13.8%増)、売上総利益305億0500万円(19.1%増)、売上総利益率36.1%。園芸用品や木材、防寒ベストなどの作業用品が好調だった。
「生活用品」は売上高502億2700万円(7.6%増)、売上総利益146億4500万円(17.0%増)、売上総利益率29.2%。
「家具・ホームファッション用品」は売上高371億2200万円(6.1%増)、売上総利益147億7000万円(9.0%増)、売上総利益率39.8%。在宅勤務が拡がるなか、デスクチェアなどのニーズが上昇している。
PB商品の構成比の高まりが寄与して売上総利益は改善している。
4店舗を新設して、2店舗を増床、一方で、3店舗を閉鎖した。12月末段階で34府県に359店舗を展開する。