サツドラnews|第3Q売上高633億円6.5%減/リテール部門はコロナ特需

サツドラホールディングス(株)(北海道札幌市、富山浩樹社長)が2021年5月期の第3四半期決算を発表した。売上高は633億2900万円(前年同期比6.5%減)、営業利益は3億8100万円(34.0%減)、経常利益4億5000万円(30.1%減)、四半期純利益4億5800万円(前年同期は600万円の四半期純損失)と実質的には減収減益だ。

営業利益率が0.6%、経常利益率は0.7%。

サツドラホールディングスの中心的セグメントであるリテール事業の売上高は630億7900万円(6.5%減)で、セグメント利益は3億8500万円(28.7%減)だった。

この第3四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、衛生関連用品や食料品、日用品などの需要が高まり、ドラッグストアフォーマットの売上高が拡大した。一方で、入国制限による訪日外客数の急減から、インバウンドフォーマットの売上高は僅かなものとなった。

調剤薬局については、コロナ禍において医療機関への受診を控える動きによる処方箋枚数の減少が見られたものの、併設調剤薬局の新規開設もあり、売上高は前年同期を上回った。

店舗の出退店の状況については、ドラッグストアのうちドラッグストアフォーマットは1店舗の増加と2店舗の減少があり、2021年2月末の店舗数は171店舗。インバウンドフォーマットは2店舗の増加と10店舗の減少で17店舗となった。調剤薬局は増減がなく、10店舗。その他の店舗は2店舗の減少があり1店舗。合計すると、年度のはじめに210店舗だったのが199店舗となった。

ITソリューション事業の売上高は3100万円(62.1%減)、セグメント損失は300万円(前年同期は6800万円のセグメント損失)。

その他事業の売上高は4億9000万円(1.0%減)、セグメント損失は3400万円(前年同期は1100万円のセグメント損失)。

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