DCMnews|年商4712億円7.7%増・経常利益47.0%増/DCMブランド好調

DCMホールディングス(株)(東京都品川区、石黒靖規社長)が2021年2月期の本決算を発表した。

営業収益は4711億9200万円(前期比7.7%増)、営業利益は302億5400万円(45.2%増)、経常利益は295億5000万円(47.0%増)、当期純利益は185億9400万円(34.9%増)と増収・大幅増益だった。

営業利益率は6.4%、経常利益率は6.3%。

新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、社会的なインフラとしての役割を果たすべく、顧客と従業員の安全と健康を最優先に考え、感染拡大防止策を講じながら営業を継続した。

外出自粛による家庭内需要の増加や在宅勤務の拡大などから、園芸用品、DIY用品、レジャー用品、インテリア用品などが好調に推移した。DCMブランド商品は、商品開発や販促強化などに取り組んだ効果もあって堅調だった。また、マスクやアルコール除菌関連商品、ハンドソープなど新型コロナウイルス対策商品も引き続き好調だった。

園芸部門670億96800万円(14.1%増)、ホームインプルーブメント部門985億2300万円(12.3%増)、ホームレジャー・ペット部門670億7800万円(5.2%増)、ハウスキーピング部門1100億9000万円(5.1%増)、ホームファニシング部門277億6200万円(8.9%増)、ホームエレクトロニクス部門512億4100万円(13.1%増)と、6つの主要商品部門すべてで売上高が前年を上回った。

新規出店は11店舗、退店も11店舗。このほかにカー用品店10店舗を譲渡した。これにより2月29日時点の店舗数は663店舗となった。DCMカーマ168店舗、DCMダイキ154店舗、DCMホーマック300店舗、DCMサンワ19店舗、DCMくろがねや22店舗である。

2022年2月期通期は、営業収益4579億円、営業利益315億円、経常利益307億円、当期純利益190億円を見込む。また、新規出店は11店舗、退店は1店舗を計画している。

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