アークスnews|年商5569億円7.3%増・経常利益41.9%増の増収増益

(株)アークス(札幌市中央区、横山清社長)が2021年2月期の本決算を発表した。

売上高が5569億4600万円(前年同期比7.3%増)、売上げ総利益が1431億4900万円(9.2%増)、売上総利益率が25.7%(0.5ポイント増)だった。

緊急事態宣言発出期間において特売広告・ポイント倍増セールなどの販促企画を自粛したことなどから、営業利益は177億4800万円(46.4%増)、経常利益は195億0300万円(41.9%増)、当期純利益は、減損損失が9億8700万円減少したことなどによって129億6700万円(88.7%増)の大幅増益となった。

営業利益率は3.2%、経常利益率は3.5%。

2019年10月に本格稼働した新基幹システムは2年目に入り、需要予測型の自動発注システムの導入拡大、すべての事業会社の単品販売データのリアルタイム連携などの業務改革を推し進めた。2021年1月には「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進委員会」を組織化し、情報分析システムの利活用や、好事例の水平展開を図ることで販売力の強化と業務の効率化に取り組んでいる。

「アークスRARAカード」については、感染症拡大防止の観点から店舗での入会キャンペーン活動が抑制されるなか、マイナポイント事業への参加やプリペイドカード会員の新規獲得などによって、会員数は1年間で約4万人増加し305万人となった。

(株)バローホールディングス、(株)リテールパートナーズおよびアークスの3社間で結成した「新日本スーパーマーケット同盟」は2年目となり、生鮮食品や加工食品の共同調達による原価低減、限定商品による売上げ拡大に取り組んだ。また、同盟の規模を活用した消耗資材、店舗什器・備品の共同購買を進め、継続的なコスト削減効果をにつなげている。ダイバーシティや人材育成、業務改革などさまざまな領域において3社間の先進的な事例やノウハウを共有し、単独企業での取り組み以上の価値創造を図った。

店舗展開については、(株)道北アークスが2020年6月に「スーパーアークス豊岡3条」を、(株)伊藤チェーンが7月に「イトーチェーンゆりあげ食彩館」を、(株)ラルズが11月に「スーパーアークス東苗穂店」を新規出店し、ラルズ4店舗、(株)ユニバース2店舗、(株)ベルジョイス6店舖、道北アークス4店舗、(株)東光ストア3店舗、伊藤チェーン1店舗の計20店舗を改装した。

一方で道北アークスが5月に「スーパーチェーンふじ」の小型店3店舗を、(株)ユニバースが6月に「Uマート弘大前店」を閉鎖している。

2021年2月末の総店舗数は344店舗(北海道220店舗、青森県38店舗、岩手県68店舗、秋田県1店舗、宮城県17店舗)。

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