やまやnews|第1Q売上高350億円/昨年の巣ごもり需要の反動が影響

(株)やまや(宮城県仙台市、山内英靖社長)が2022年3月期の第1四半期決算を発表した。

売上高350億4800万円(前年同期は374億0100万円)、営業利益2億1700万円(営業損失1億7100万円)、経常利益33億9000万円(前年同期比483.7%増)、四半期純利益16億7700万円(純損失1億0700万円)。

なお同社は今期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用している。第1四半期に係る売上高は、収益認識会計基準等を適用した後の数値となっているため、前年同期との増減額および増減率は記載していない。

営業利益率0.6%、経常利益率9.7%。

酒販事業の売上高は331億1100万円(前年同期は348億6200万円)、営業利益は14億9600万円(前年同期比28.6%減)となった。

昨年は巣ごもり需要が大きかったため、今期はそれに及ばなかった。「ウィズコロナ」の対応として、「やまやドライブスルー」を、全店舗で展開している。インターネットで事前に注文を受け、顧客に車で来店してもらい、受け渡すサービスだ。

新規出店は竜舞店(群馬県)、姫路勝原店(兵庫県)の2店、閉店は名取店の1店。2021年6月末時点で、酒販事業の総店舗数は342店(前年同期比7店増)となった。

外食事業の売上高は20億1300万円(前年同期は26億4500万円)、営業損失は12億8200万円(前年同期は営業損失22億6900万円)となった。

「ウィズコロナ」への対応として、引き続き、従来の居酒屋スタイルから食事を中心とした業態の開発を進めている。「焼肉 牛星」「大衆食堂 安べゑ」「和食旬菜 海鮮料理 はなの屋」などの業態は順調に進捗しており、引き続き業績の回復を図っていく。

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