ハンズマンnews|年商341億円9.3%増・経常利益18.3%増/DIY需要伸長

(株)ハンズマン(宮崎県都城市、大薗誠司社長)の2021年6月期は、売上高が340億6800万円(前年同期比9.3%増)、営業利益25億6900万円(17.9%増)、経常利益28億4600万円(18.3%増)、純利益20億0900万円(22.3%増)と増収・二桁増益だ。

営業利益率7.5%、経常利益率8.4%。

ハンズマンは一般ユースからプロユースまでに対応するDIYセンターを運営する。1店舗あたり22万アイテムを品揃えして、100名の従業員 (業界平均の3倍)が接客販売する。本拠地の宮崎県に4店舗、鹿児島県2店舗、熊本県2店舗、大分県1店舗、福岡県2店舗の11店舗を展開している。

巣ごもり需要を背景にDIY用品やガーデニング用品の売上げが大きく伸びた。また感染症予防の関連用品や大型台風の接近に備えた対策用品への需要も伸長した。

全店ベースの来店客数は前期比104.4%、客単価は同104.7%となり、売上高は同109.3%の340億6800万円となった。

特売セールの抑制などから売上総利益率が前期比0.5ポイント伸長して31.6%となり、売上総利益は前期比111.1%の107億5800万円となった。また、販売費及び一般管理費は広告宣伝費が減少した一方で、総額表示への切替えに伴う費用の発生や人件費の増加等により前期比109.2%の81億8800万円となった。しかし、増収および売上総利益の向上がこれを吸収した。

部門別の業績は、DIY用品は194億9500万円(12.2%増)、家庭用品が102億9400万円(6.3%増)、カー・レジャー用品が42億7700万円(4.4%増)。

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