綿半news|第2Q 売上高538億円8.6%減・経常利益61%減/小売事業3.7%減

綿半ホールディングス(株)(長野県飯田市、野原勇社長)の2022年3月期第2四半期は、売上高が538億3400万円(前年同期比8.6%減)、営業利益は7億5200万円(67.3%減)、経常利益は9億5700万円(60.7%減)、四半期純利益は8億0700万円(47.7%減)の減収減益。

同社は小売事業と建設事業を展開する。小売事業はスーパーセンター、ホームセンター運営の(株)綿半ホームエイドとスーパーセンター、ホームセンター運営の(株)綿半Jマート、そしてドラッグストア・調剤薬局運営の(株)ほしまんで構成される。

営業利益率は14.0%、経常利益率は17.8%。建設事業を含んでいるため利益率は高い。

小売事業は利益率の高いDIY商品などの巣ごもり需要の反動減の影響、お盆時期の豪雨の影響、店舗改装費用の発生等により、売上高は381億1700万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は8億4900万円(47.5%減)。

9月に八田店をリニューアルオープン。青果・鮮魚・精肉・惣菜・グローサラントを導入したフーズエリアと、ペットショップ・ガーデニング・カフェを併設したライフエリアからなる大型店舗で、売上げ・客数ともに好調に推移している。大型スーパーセンターでは、2020年11月に傘下にいれた薬局のほしまんのノウハウを活用して、医薬品コーナーを新設した。

物流の効率化として、内製化にも力を入れており、太平洋の沼津市場や日本海の黒部漁港からの直接仕入れや、首都圏エリアでの大型家電や家具の配送から取り付けまでを一貫して行うサービスを開始している。また、青果センターでのパッキングや検品機能の集約により、店舗業務の効率化、鮮度の向上、廃棄ロス減少に取り組んでいる。

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