セリアnews|第2Q売上高1034億円6.2%増・経常利益9.3%増の増収増益

100円ショップを全国展開する(株)セリア(岐阜県大垣市、河合映治社長)が2022年3月期の第2四半期決算を発表した。売上高は1033億8600万円(前年同期比6.2%増)、営業利益が105億2000万円(8.6%増)、経常利益が106億3600万円(9.3%増)となり、四半期純利益は71億5500万円(8.4%増)の増収増益だ。

営業利益率10.2%、経常利益率10.3%。

直営既存店売上高は、前年の売上増の反動があり、ほぼ見込みどおりの前年同期比99.4%。売上原価率は、採算の良い雑貨の売上割合の増加により、56.7%と前年同期比0.1ポイント低下した。また、販売費及び一般管理費についても、売上高に対する比率が前年同期比0.1ポイント低下した。

セリアは「100円ショップとしての魅力を追求する」をテーマに3つの施策に取り組んだ。

第1に、顧客層拡大を狙いとした商品開発のための体制強化策として、2020年の大阪市に続き、情報収集を目的として東京サテライトオフィスに商品部スタッフを配置した。第2に、複数出店案件が見込める企業との関係強化および未出店地域の重点開拓。第3に、システムを活用した社内全体の効率化追求。

セルフレジは、7月から9月にかけて27店に導入、設置店舗は89店となった。取り扱いカードの種類を追加したこともあり、利用率は上昇している。導入店舗は順次拡大していく。

直営店57店舗、FC店1店舗を出店し、直営店24店舗、FC店1店舗を退店した。9月末の店舗数は直営店1775店、FC店45店の合計1820店。

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