Olympic news|第3Q営業収益744億円10%減/雑貨・食品ともに反動減続く

(株)Olympicグループ(東京都国分寺市、木住野福寿社長)が2022年2月期の第3四半期を発表した。

3月1日~11月30日累計の営業収益は744億0100万円(前年同期比9.6%減)、営業利益は19億5900万円(49.2%減)、経常利益は18億6000万円(50.8%減)、純利益は11億5600百万円(54.2%減)と3四半期連続の減収減益だ。

営業利益率は2.6%、経常利益率は2.5%。

同社では、前年特需の発生した衛生用品や住居関連用品、日用雑貨などの反動減が続き、食品部門でも前年同期の水準を下回って推移している。一方、経費面ではグループ全体を通じて店舗運営の効率化を進め、費用対効果を検討しながら徹底した経費節減に取り組んでいる。

食品分野では、店舗規模に応じた商品構成への転換を進めている。今年度から連結の範囲に加えた(株)優翔が運営する「スーパーマーケット フジマート」をOlympicの運営に切り替え、Olympicの店舗フォーマットへの改装を実施した。

ディスカウント分野では、日用必需品を中心とした品揃えで、季節や地域生活のニーズに対応できる売場づくりを進めている。また従来から取り組んでいる「チラシに頼らず毎日求めやすい価格で商品提供し続けるEDLP政策」を継続している。

店舗面では、9月に「Olympic外神田店」(東京都千代田区)、10月に「Olympicおりーぶユーカリが丘店」(千葉県佐倉市)を新規出店した。

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