ジョイフル本田news|第2Q売上高622億円/営業利益率は初の10%

(株)ジョイフル本田(茨城県土浦市、細谷武俊社長)が2022年6月期第2四半期の決算を発表した。

同社は「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号 2020年3月31日)」等を今期の期首から適用しているため、対前年同四半期増減率は記載していない。

2021年6月21日~2021年12月20日の業績は、売上高621億6200万円、営業利益62億1600万円、経常利益66億6100万円、四半期純利益45億9400万円となった。

営業利益率10.0%、経常利益率10.7%。

上期は新たな挑戦と投資として、「売上高伸長への再挑戦」「マージン改善とコストコントロールの継続」「未来へ向けた積極投資」の3つの重点施策に取り組んだ。

これらの施策の取り組みに注力し、販管費や総労働時間等の削減にも努めた結果、収益性が向上し、営業利益率も10.0%と初の二ケタ台に伸長した。また上期純利益は3期連続で上場以来最高益を計上した。

「住まい」に関する分野の売上高は354億7900万円(前年同四半期は384億6000万円)。内訳は「資材・プロ用品」110億0400万円、「インテリア・リビング」90億4900万円、「ガーデン・ファーム」79億1500万円、「リフォーム」75億0900万円。

7月から8月にかけて、天候不順の影響によって扇風機などの家電製品の売上高が減少したほか、11月中旬以降寒さが和らいだことなどから石油ファンヒーターなどの冬物商品の売上高が減少した。また、前年の特別定額給付金支給の反動で、園芸機械や電動工具など比較的高単価な商品や、同じく前年の台風対策需要の反動で発電機などの売上高が減少した。

「生活」に関する分野の売上高は266億8300万円(前年同四半期は286億7900万円)。内訳は「デイリー・日用品」186億5900万円、「ペット・レジャー」74億5100万円、「その他」5億7200万円。

前年、感染症予防対策として大きく販売を伸ばしたマスクをはじめ、消毒用ハンドジェルなどの売上げが減少した。また、内食需要によって販売を伸ばした一般調理器具の売上げが前年の反動で減少した。

一方、デイリー・日用品はオリジナル企画商品を導入し、計画消費の「必要必在」を推進した。新規ブランド商品の導入や売場レイアウトの見直しなどの販売促進効果もあり、ペット関連商品の売上高が伸長した。

通期は、売上高1310億円(0.4%増)、営業利益118億円(2.6%増)、経常利益129億円(1.0%増)、当期純利益90億円(0.2%増)を見込む。

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