やまやnews|第3Q売上高1113億円/ウィズコロナの在宅需要に対応

(株)やまや(宮城県仙台市、山内英靖社長)が2022年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高1113億1500万円(前年同期は1174億4100万円)、営業利益16億1600万円(前年同期比3.0%増)、経常利益83億1400万円(前年同期比529.1%増)、四半期純利益41億8100万円(純損失72億9300万円)。

なお同社は今期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用している。これにより売上高は、新会計を適用した後の数値となっているため、前年同期との増減額および増減率は記載していない。

営業利益率1.5%、経常利益率7.5%。

酒販事業における売上高は1025億6700万円(前年同期は1049億9300万円)、営業利益は43億0700万円(同17.7%減)となった。

外飲み需要も徐々に復活し始めた一方で、在宅需要も定着し、微アルコール、糖質オフなど健康ニーズに応える品揃えが必要になった。「ウィズコロナ」の対応として、インターネットで事前に注文し、車で来店して受け取りができる「やまやドライブスルー」の展開や、セミセルフレジへの切り替えを実施した。

新規出店は、竜舞店(群馬県)、姫路勝原店(兵庫県)、四街道店(千葉県)、小山羽川店(栃木県)、伊川谷店(兵庫県)の5店、閉店は名取店の1店。2021年12月末時点で、酒販事業の総店舗数は345店(前年同期比5店増)となった。

外食事業の売上高は90億2700万円(前年同期は129億6600万円)、営業損失は27億円(前年同期は営業損失51億9100万円)となった。

「ウィズコロナ」への対応として、12月末時点で配膳ロボット64台、卓上サーバーは9店舗で、スマホオーダーは26店舗で導入が完了した。また、FC店を中心として、はなの舞+焼肉牛星など1つの店舗の中に2つの業態を取り入れたハイブリッド業態の店舗造りを進めている。第3四半期連結会計期間末では11店舗運営している。

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