オークワnews|年商2665億円4.5%減・経常利益32%減/新3カ年計画発表

(株)オークワ(和歌山県和歌山市、大桑弘嗣社長)の2022年2月期は、前期の巣ごもり需要の反動により、営業収益(売上高および営業収入)が2665億3200万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は52億3300万円(前年同期比33.3%減)、経常利益は54億6300万円(前年同期比31.8%減)、当期純利益は15億2300万円(前年同期比59.8%減)の減収減益だ。経営効率化のため、パレマルシェ神宮店(愛知県名古屋市)、プライスカット永井店(奈良県奈良市)、プライスカット西の京店(奈良県奈良市)など8店舗を閉鎖し、減損損失として15億0300万円を計上している。

営業利益率、経常利益率ともに2.0%。

連結子会社の食品スーパー(株)ヒラマツおよび農産物等の加工・配送を担う(株)サンライズについても減収減益。一方で、外食の(株)オークフーズは、外食需要の一部回復により、増収増益に転じた。

新規に2021年3月に田辺東山店(和歌山県田辺市)、7月にパレマルシェ神宮前店(愛知県名古屋市)の2店舗を開設。また、既存店活性化策として、パビリオンシティ田辺店(和歌山県田辺市)、かつらぎ店(和歌山県伊都郡かつらぎ町)、久居庄田店(三重県津市)、橿原坊城店(奈良県橿原市)、和歌山中之島店(和歌山県和歌山市)などを改装した。

オークワでは2023年2月期から2025年2月期を対象とした新中期経営計画(3カ年)を発表。経営ビジョンである「変わらぬ想いで、変わり続けるスーパーマーケット」を基本に、2025年2月期の連結業績目標を営業収益2700億円、経常利益65億円を掲げる。

取り組みの重点施策は以下の通り。
①店舗戦略
・既存店舗の大規模改装の継続(成功事例の拡大と新たな挑戦)
・ディスカウント業態・スーパーマーケット業態店舗の再活性化に向けた新フォーマットへの挑戦
・東海圏への出店継続と近畿圏での出店によるシェアアップ
・ファシリティマネジメントに注力しトータルコストの削減を継続
②商品戦略
・自社ブランド商品の拡充と改廃を継続し、価値訴求による同質化競争からの脱却
・こだわり・健康・環境等、顧客ニーズに即した商品開発と期待に応える売場づくり
・生鮮食品を中心とした、他社では真似できない独自の強みにより競争社会を勝ち抜く
・若年層を取り込む商品開発・販売促進の実施
③労務戦略
・自社工場の生産性向上による店舗作業の軽減
・教育推進による従業員スキルの平準化およびキャリアパス制度による意欲向上
・働き甲斐のある職場環境の整備と地域活性化への取り組み
・シニア社員の有効活用
④デジタル推進
・キャッシュレス対応はじめ、スマホや(セミ)セルフレジ活用による効率化の推進
・自動発注(AI予測)の精度向上と業務効率改善を深耕
・電子棚札導入による店舗作業の軽減
・バックオフィスシステムの更改による業務の簡素化
・実店舗を補完するECサービスの拡大
⑤サステナビリティ経営
・社会貢献活動の拡充(子ども食堂支援、フードロス対策、フードバンク等)
・環境対策(省エネ・脱プラ)
・サステナビリティ推進室(委員会・分科会)の設置
⑥コーポレートガバナンス体制
・監査等委員会設置会社への移行
・指名報酬委員会の設置
・新体制の下、プライム市場に移行し、迅速な経営判断とならなるガバナンス強化に取り組む

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