ベルクnews|年商3003億円5.6%増・経常利益9.5%増の増収増益

「Better Quality & Lower Price」を掲げる(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長)が2022年2月期の本決算を発表した。

営業収益3002億6800万円(前年比5.6%増)、営業利益130億7200万円(9.6%増)、経常利益138億8500万円(9.5%増)、当期純利益91億8700万円(4.1%増)と増収増益だ。

営業利益率は4.4%、経常利益率は4.6%。

販売政策では、新型コロナウイルス感染拡大の各種防止策を講じながら営業を継続し、商品供給に努め、地域のライフラインとしての役割を果たした。ネットスーパー「ベルクお届けパック」、顧客のレジ待ちを解消しスマートな買い物ができるサービス「スマベルク」は導入店舗を順次拡大し、利便性向上を図った。移動スーパー「とくし丸」を拡大展開し、高齢者など来店が困難な人に対する買物支援の取り組みを行った。

商品政策では、商品に特化したイメージチラシを作成し、こだわり商品の訴求を行った。また、自社ブランド「くらしにベルクkurabelc(クラベルク)」の取り扱いを拡大した。

店舗運営では、同社最大の特長である標準化された企業体制を基盤にLSP(レイバースケジューリングプログラム:作業割当システム)の定着化、適正な人員配置、省力器具の活用による効率的なチェーンオペレーションを推進した。

物流体制においては、自社物流の強みを活かし、商品を産地やメーカーから大量一括調達することによって配送効率を高め、商品の価格強化と品質の安定化を目指した。また引き続き、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを行い、店舗運営の効率化に取り組んだ。

新規店舗として、2021年7月に埼玉県戸田市に「戸田氷川町店」、10月に群馬県太田市に「フォルテ太田店」、11月に神奈川県相模原市に「相模原宮下本町店」、2022年1月に埼玉県飯能市に「飯能阿須店」を出店した。また、既存店7店舗の改装を実施した。一方で、3月に埼玉県幸手市の「幸手南店」を閉店した。2022年2月末現在の店舗数は126店舗となった。

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