ABCマートnews|第1Q売上高692億円10.5%増・経常利益24.4%増

(株)エービーシー・マート(東京都渋谷区、野口実社長)の2023年2月期第1四半期は、売上高が691億7100万円(前年同期比10.5%増)となり、営業利益は105億3300万円(26.8%増)、経常利益は107億6300万円(24.4%増)、そして四半期純利益70億1700万円(30.6%増)と増収増益だった。

営業利益率15.2%、経常利益率15.6%。

スニーカーを中心としたスポーツ系カジュアルに加え、屋外での活動が増えたことからレジャーやアウトドア系ファッションの需要、またオフィス需要も拡大した。同社は、デジタルインフラの強化、グランドステージと複合業態店舗の拡大、スポーツシューズとスポーツアパレルを含めたライフスタイルカジュアルの拡充に対応した。

国内外合わせて32店舗を新規出店、11店舗を閉店した。5月末時点の店舗数は1428店舗。

国内の売上高は512億8200万円(15.7%増)、セグメント利益は101億5900万円(40.5%増)。地方郊外のショッピングセンターを中心に22店舗を出店し、5店舗を閉店した。店舗数は1070店舗。

海外の売上高は181億3800万円(2.0%減)、セグメント利益は3億4400万円(67.3%減)。韓国は113億4100万円(1.6%増)、台湾は26億0700万円(8.0%増)、米国は41億8200万円(15.0%減)。2021年6月末の海外店舗数は、韓国288店、台湾63店、米国7店の計358店舗。

アジアは3月以降、感染者の減少により経済活動が再開したことで改善が見られるようになった。主にレザーシューズの製造販売を行っている米国は製造委託先のロックダウンや昨年からのサプライチェーンの停滞が影響した。

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