ゲンキーnews|第1Q売上高426億円8.9%増も経常利益8.8%減/食品66%
Genky Drug Stores(株)(福井県坂井市、藤永賢一社長)が2023年6月期第1四半期の決算を発表した。
6月21日~9月20日の業績は、売上高426億1300万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は15億8400万円(8.8%減)、経常利益16億8800万円(8.8%減)、四半期純利益11億0200万円(10.6%減)だった。
営業利益率、経常利益率ともに3.7%。
同社グループは 「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に注力した。また、青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力した。ゲンキーは300坪の標準化された「レギュラー店(R店)」と、150坪~900坪の「大型店」の2つのフォーマットを展開している。
フォーマット別の売上高では「R店」は313億5200万円、「大型店」は112億1200万円、「その他」4800万円。
また商品別では、「食品」が282億2400万円、「雑貨」が56億4700万円、「化粧品」が43億4900万円、「医薬品」が40億2900万円、「その他」3億1600万円。食品の売上構成比が66.3%に及ぶ。バナーにも謳っているように「フード&ドラッグストア」のチェーンストアである。
R店を石川県に1店舗、滋賀県に1店舗出店し、大型店1店舗を閉店した。9月20日時点で、R店321店舗、大型店87店舗の計346店舗を展開する。
通期は、売上高1680億円(8.6%増)、営業利益58億円(2.2%増)、経常利益61億5000万円(1.0%増)、当期純利益は39億円(11.8%減)を見込む。