綿半news|第2Q売上高642億円/経常利益14億円・経常利益率2.2%
綿半ホールディングス(株)(長野県飯田市、野原勇社長)の2023年3月期第2四半期決算は、売上高642億8800万円(前年同期比19.4%増)、営業利益11億2600万円(49.7%増)、経常利益14億2200万円(48.5%増)、四半期純利益7億300万円(12.8%減)の増収増益となった。
売上利益率20.1%(21.5%)、営業利益率1.8%(1.4%)、経常利益率2.2%(1.8%)。( )は前年同期数値。
同社は小売事業と建設事業、貿易事業などを展開しているため、ホールディングス全体での収益状況は建設事業などの影響を受けている。
電力量の値上げによる販管費増の影響はあったものの、今期は建設事業では設備投資の持ち直しや新設住宅の着工件数が順調であることから増収増益となったことが大きい。
小売事業はスーパーセンター、ホームセンター、スーパーマーケット、ドラッグストアなど複数業態を展開。
小売事業の業績は売上高382億8900万円(0.4%増)、セグメント利益4億9300万円(41.8%減)となった。期中、8月に最大規模の店舗となる綿半スーパーセンター上田店を新設した。
また食品含む日用品400品目の値下げ対応を行った。
また店舗への陳列什器の提供や住宅分野との協業などグループシナジーを生かす取り組みを行ったが、出店費用や電力費用などの上昇により減益となった。