アルペンnews|第1Q売上高569億円8.2%増・経常利益69.6%減
(株)アルペン(名古屋市中区、水野敦之社長)の2023年6月期第1四半期は、グループの売上高が568億9100万円(前年同期比8.2%増)、営業損失3200万円(前年同期は営業利益10億8800万円)、経常利益4億6600万円(69.6%減)となり、四半期純利益は1億5700万円(81.5%減)となった。
同社グループは、ECサイトのサービス拡充や、店舗との連携強化など、デジタル領域の強化を優先的に進めている。また、実店舗においても、社会活動正常化の動きに合わせた品揃えの見直しや、売場改装、スタッフの専門性を高める教育などの取組みを進め、店舗売上高の向上に努めた。
商品部門別ではゴルフ用品が前年実績を若干下回った。クラブは新製品発売や値下げの時期が前年と異なっていることで落ち着いた動きとなったが、若年層や女性を中心としたプレー人口の増加による堅調な需要は続いており、とくにアパレルや小物は好調に推移した。それ以外の商品部門は、行動制限が解除されたことにより前年実績を上回った。
店舗の出退店は、期間限定出店の1店舗を閉鎖した結果、スポーツ業態184店舗、ゴルフ業態196店舗、アウトドア業態20店舗、その他2店舗の計402店舗となり、売場面積は48坪減少し25万3840坪となった。