ゼビオnews|第2Q売上高1180億円10.2%増・経常利益54.9%増

ゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)が2023年3月期の第2四半期決算を発表した。

売上高1180億2800万円(前年同期比10.2%増)、営業利益40億4100万円(92.2%増)、経常利益50億1000万円(54.9%増)、四半期純利益31億4600万円(95.1%増)となった。

営業利益率3.4%、経常利益率4.2%。

同社グループは、新型コロナウイルス感染対策を継続しつつ、市場環境が良好なカテゴリーのシェア拡大に努めた。

ゴルフ事業ではフィッティング販売による接客サービスの強化、アウトドアではトレッキングやキャンプの売場拡大や品揃え強化を行った。また、各種スポーツ活動の再開を受け、各地域と連携をしたヤングアスリート層の取り込みに注力した。これらと並行して、環境変化に対応するために、人材開発と業務標準化を重点テーマに掲げ、主力業態の再構築にも取り組んだ。

ゴルフ部門の売上高は、前年同期比13.7%の増加となった。近年ビギナー層を中心に市場拡大が継続したことに加えて、フィッティング販売による接客サービス強化を図ったことで、顧客数も増加し、引き続き好調に推移している。

一般競技スポーツ・シューズ部門の売上高は、前年同期比8.5%増の増加となった。タウンシューズやウォーキングシューズが前年を上回った。

スポーツアパレル部門の売上高は、前年同期比4.0%の増加となった。一般競技スポーツの需要回復に加え、カットソーなど夏物を中心に好調に推移した。

アウトドア・その他部門の売上高は、前年同期比9.7%の増加となった。トレッキングは、カジュアル層を中心に山登り需要が回復傾向にある。加えて、カジュアル用途のアウトドアブランドウェアが引き続き好調に推移した。

期中は、14店舗を出店し6店舗を閉店した。グループの総店舗数は907店舗となり、グループ合計の売場面積は前連結会計年度末に比べて1349坪増加して20万1876坪となった。

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