カンセキnews |第3Q売上高285億円・経常利益11億円
(株)カンセキ(栃木県宇都宮市、大田垣一郎社長)が2023年2月期の第3四半期決算を発表した。カンセキは栃木県を中心にホームセンターやアウトドアショップの「WILD-1」などを展開する。
売上高は285億2900万円(前年同期300億3900万円)、営業利益11億6700万円(17億8700万円)、経常利益11億3500万円(17億6300万円)、四半期純利益7億1500万円(12億4900万円)。
期首から「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前連結会計年度と収益の会計処理が異なることから、対前年同四半期増減率は記載していないが減収減益だった。
営業利益率4.1%、経常利益率4.0%。
同社グループは、宅配サービス「スマイル便」の展開地域拡大など地域密着サービスの拡充や「スマイルカード」のポイント制度見直しなど利便性向上の取り組みを実施することにより、顧客の「生活の快適創造」を推進している。
営業面では、新型コロナに関連した商品群の売上げは減少に転じているが、ペット用品、園芸関連商品、自転車、フィッシング関連用品、業務スーパーが提供するお買い得な食品、オフハウスのリユース商品などの売上げが堅調に推移した。
また、同社は7月12日締結のDCM(株)およびその親会社であるDCMホールディングス(株)との資本業務提携契約に基づく取り組みとして、DCMグループのプライベート・ブランドの商品の展開を第4四半期より順次開始することを予定している。
ホームセンター事業の営業収益は120億3300万円、セグメント利益は4億0500万円。WILD-1事業の営業収益は92億7400万円、セグメント利益は7億9800万円。専門店事業の営業収益は73億4000万円、セグメント利益は5億8100万円。