カワチ薬品news|第3Q売上高2125億円・経常利益66億円

(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が2023年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高2124億7400万円(前年同期2114億9800万円)、営業利益57億7900万円(62億5800万円)、経常利益65億6600万円(70億0700万円)、四半期純利益41億0700万円(46億3400万円)。

同社は今期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2023年3月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっていて、対前年同四半期増減率は記載していない。

営業利益率2.7%、経常利益率3.1%。

期中、調剤併設による専門性強化や、感染症対策としての予防関連商品の販売に注力し、抗原検査キット等の確保に努めた。上期に引き続き、店舗の改装および営業時間の延長等による利便性の向上を進めた。また、生活必需品において、原材料価格の高騰による値上げが相次ぐなか、物流を活かした一括仕入れを行い、商品の確保と販売価格の低減に注力しながら販売促進に努めた。

一方、店舗作業効率化のため、前期末にセルフレジの導入を推進し、その稼働率向上に取り組んだ。店舗では照明の間引き等の節電対策を行ったものの、燃料調整費の上昇から水道光熱費は押し上げられ、販管費は上昇した。

新規出店は、山形県、栃木県に各2店舗、茨城県、千葉県に各1店舗、計6店舗。調剤薬局は、宮城県、茨城県、栃木県に各2件、山形県、福島県に各1件、計8件を既存店に併設した。栃木県の1店舗を退店した。

グループ店舗数は計360店舗(調剤併設140店舗)。

 

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