カンセキnews|年商381億円と営業減益/中経計画「Make Smile2026」発表

(株)カンセキ(栃木県宇都宮市、大田垣一郎社長)の2023年2月期は売上高が380億6900万円、営業利益は12億9700万円、経常利益は12億6700万円、純利益は6億9400万円だった。2月1日付で子会社の「(株)茨城カンセキ」と「(株)バーン」を吸収合併した。これにより1億3700万円を特別利益として計上し、保有する一部事業用資産についても2億5900万円を特別損失として計上している。

またカンセキは7月12日、ホームセンター最大手DCMグループとの資本業務提携契約を結んだ。

営業利益率は3.4%、経常利益率は3.3%。

主力のホームセンター事業は営業収益が163億0700万円、セグメント利益は4億7400万円。ペット用品、植物・園芸用品、自転車などの販売が堅調に推移した。

アウトドア専門店を展開するWILD-1事業の営業収益は120億9700万円、セグメント利益は9億1300万円。

業務スーパー事業などの専門店事業の営業収益は、98億3600万円、セグメント利益は7億8100万円。

4月13日付で2024 年2月期から 2026 年2月期までの3年間を対象とする中期経営計画「Make Smile2026」を発表している。

利益構造変革や生産性向上で収益性を高めながら、ホームセンター事業では顧客ニーズを踏まえた事業領域拡大、WILD-1事業では計画的な出店と自社開発商品を強みとしたECや海外戦略強化、専門店事業では業務スーパーの多様な形態での新規出店等に取り組んでいく。

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