ジェーソンnews|年商272億円3.6%増・経常利益8.4%減・店舗数111店

ディスカウントストアを展開する(株)ジェーソン(千葉県柏市、太田万三彦社長兼会長)の2023年2月期は、売上高が272億2647万円(前期比3.6%増)、営業利益は8億0114万円(8.2%減)、経常利益8億3980万円(8.4%減)、純利益5億9980万円(5.2%増)だった。

営業利益率は2.9%、経常利益率3.1%。


スクラップ&ビルドを進め居抜き物件主体の出店を加速させた。2022年3月に群馬県みどり市の「みどり笠懸店」、7月に群馬県前橋市の「前橋駒形店」、8月に栃木県鹿沼市の「鹿沼上殿店」、10月に埼玉県入間市の「入間下藤沢店」、2023年2月に茨城県稲敷市の「稲敷江戸崎店」の計5店舗を開店した。一方で、2022年4月に1店舗、2022年5月に1店舗の2店舗を閉店している。直営店舗数は111店舗。

またオリジナルのJV(ジェーソン・バリュー)商品やPB商品の取り扱いを強化し、節電を含めたローコスト店舗運営に徹した。仕入価格上昇に伴う販売価格の引き上げもあって売上げは好調に推移した。ただし電気料金のコスト増が収益を圧迫し、減益となった。

PB商品の「尚仁沢の天然水」を製造・販売する連結子会社の(株)尚仁沢ビバレッジは、22年夏、製造設備の更改時に、導入機器の一部に不具合があり、2022年11月から2023年1月までの間生産を一時停止し、製品の自主回収を行った。2023年2月から販売を再開している。

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