セリアnews|年商2124億円2.1%増・経常利益26.8%減

100円ショップを全国展開する(株)セリア(岐阜県大垣市、河合映治社長)が2023年3月期の本決算を発表した。

売上高は2123億5900万円(前年同期比2.1%増)、営業利益が154億4500万円(26.2%減)、経常利益が156億1700万円(26.8%減)となり、四半期純利益は102億5400万円(28.3%減)だった。

営業利益率7.3%、経常利益率7.4%。

セリアは、「試練を乗り越え、勝ち残る」をテーマに3つの施策に取り組んだ。第1に、商品スペックの見直しによる、原価上昇抑制に努めた。第2に、複数出店案件が見込める企業との関係強化と未出店地域を重点的に開拓した。第3に、システムを活用した社内全体の効率化を追求した。

セルフレジは、同事業年度において808店舗に導入、設置店舗数は3月末で1066店舗となった。利用率は上昇傾向にあり、今後も順次拡大していく。

直営店132店舗を出店し、直営店43店舗、FC店4店舗を退店した。3月末の店舗数は直営店1922店、FC店39店の合計1961店。

直営既存店売上高については、巣ごもり需要の反動等により、前期比97.9%となった。

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