エディオンnews|第1Q売上高1609億円2.4%減・経常利益36.3%減
(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)が2024年3月期第1四半期の決算を発表した。
4月1日~6月30日の売上高は1609億4100万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は17億7100万円(43.2%減)、経常利益は18億9300万円(36.3%減)、四半純利益は10億9300万円(49.6%減)となった。
営業利益率は1.1%、経常利益率は1.2%。
同社グループは、経営資源の適切な再配分と企業価値の向上を目指し、グループ再編を進めている。2022年10月に情報システムの運営および開発を担う(株)エヌワーク(現(株)EDIONクロスベンチャーズ)が(株)Hampsteadを吸収合併したことに続き、2023年10月を目途に物流・配送サービスを行う(株)ジェイトップが(株)e-ロジを吸収合併する。全国レベルで同社のサービス提供が出来るように、全国物流網の構築に取り組んでいる。
また、CO2排出量削減や従業員のワークライフバランスを推進するため、5月から営業時間を9時間に短縮する店舗を拡大した。すでに実施している48店舗に加え、新たに78店舗を加えた計126店舗で実施し、2024年3月末までに9時間営業店舗を計200店舗に拡大する。これにより、年間で約2000t分のCO2削減効果を見込む。
商品別売上げでは、商品全般で前年と比較すると低調に推移したが、ゲーム・玩具、携帯電話、理美容・健康器具などは前年を上回った。リフォームなどの住宅設備はほぼ前年並みの売上げとなった。
店舗展開では、家電直営店として2店舗を新設、4店舗を移転した。非家電直営店としては1店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は2店舗の純増加となった。
これにより6月末の店舗数はフランチャイズ店舗760店舗を含めて1211店舗となった。
通期は、売上高7450億円(3.4%増)、営業利益195億円(1.6%増)、経常利益195億円(1.3%増)、当期純利益115億円(0.9%増)を見込む。