ケーズnews|第1Q売上高1663億円6.1%減・経常利益56.1%減
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2024年3月期の第1四半期決算を発表した。
売上高1663億0900万円(前年同期比6.1%減)、営業利益26億5100万円(61.5%減)、経常利益36億5700万円(56.1%減)、四半期純利益25億6400万円(53.4%減)だった。
営業利益率1.6%、経常利益率2.2%。
ケーズホールディングスは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜し、お客に伝わる「本当の親切」を実行すべく、「現金値引」、「長期無料保証」、「あんしんパスポート」などのサービスを提供し、家電専門店としてお客の利便性を重視した地域密着の店舗展開や営業活動を行ってきた。
売上高は、電気代や物価上昇に起因する消費マインドの低下や買い替えサイクルの長期化により、前年同期を下回った。
利益面は、積極的な賃上げを実施したことで人件費が増加したことや、水道光熱費の増加もあり、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期を大きく下回った。
出退店状況については、直営店5店舗を開設し、直営店3店舗を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図った。6月末の店舗数は552店(直営店548店、FC店4店)となった。