ゼビオnews|第1Q売上高623億円1.3%増・経常利益35.1%減
ゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)が2024年3月期の第1四半期決算を発表した。
売上高622億6600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益26億2400万円(37.2%減)、経常利益31億4900万円(35.1%減)、四半期純利益19億8700万円(37.5%減)となった。
営業利益率4.2%、経常利益率5.1%。
同社グループは、コロナ禍を経てカテゴリー毎の需要が変化したことに対応しつつ、急回復が顕著な部活動やインバウンド需要の獲得に取り組んだ。
また、市場シェアの拡大のために、既存店の改装や新規出店等の設備投資をし、人件費や店舗関連費用、EC事業関連コスト、IT開発などの成長に必要な費用を、客サービスの強化による客単価の引上げで吸収することに注力した。
ゴルフ部門の売上高は、前年同期比4.6%の減少となった。ビギナー層を中心とした市場拡大に一巡の兆しが見られ、客数が減少した。
一般競技スポーツ・シューズ部門の売上高は、前年同期比10.9%の増加となった。部活動やスポーツイベントの正常化により、需要が回復した。
スポーツアパレル部門の売上高は、前年同期比2.5%の増加となった。一般競技スポーツの需要回復により堅調に推移した。
アウトドア・その他部門の売上高は、前年同期比1.7%の減少となった。トレッキングは前年に引き続き好調だった。マリンレジャーやキャンプ市場は低調だった。
第1四半期は20店舗を出店し12店舗を閉店した。グループの総店舗数は891店舗となり、グループ合計の売場面積は前連結会計年度末に比べて584坪増加して19万9322坪となった。