スギnews|第2Q売上高3665億円10.3%・経常利益15.7%の増収増益

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)が2024年2月期第2四半期の決算を発表した。

3月1日~8月31日の業績は、売上高3665億6400万円(前年同期比10.3%増)、営業利益172億8700万円(11.9%増)、経常利益181億2400万円(15.7%増)、四半期純利益は102億6500万円(14.3%増)と増収増益だった。

営業利益率4.7%、経常利益率4.9%。

調剤領域では、新規開局を推進するとともに、伸長する処方せん応需に対応するため、調剤室と調剤待合室の拡張改装を積極的に実施した。また、薬剤師の専門教育を強化することで対人業務の推進を図るとともに、高額処方せんの応需獲得に努めた。さらに、終末期医療への対応強化に向けて、6月16日付で日本ホスピスホールディングス(株)と資本業務提携契約を締結した。

物販領域では、既存店舗の改装を積極的に実施することで、地域のニーズに合致した品揃えを強化し、新たな顧客の獲得に努めた。さらに、客単価と買い上げ点数の向上に向け、スギ薬局アプリを活用した顧客個人への最適な情報やクーポンの配信などに積極的に取り組んだ。アプリのダウンロード数は1100万を超えた。

生産性改善に向けては、個店別のキメの細かい人員の配属や時間管理、DXによる店舗作業の削減などを進めるとともに、資格者(薬剤師・登録販売者)などの積極的な採用活動にも取り組んだ。

店舗面では引き続き、関東・中部・関西・北陸エリアでのドミナント構築に向けて59店舗を新規出店し、6店舗を閉店した。既存店の競争力強化に向けて200店舗を改装した。この結果、期末店舗数は1618店舗となった。

 

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