サミットnews|第2Q営業収益1713億円7.8%増・経常32億円9.1%増

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)の2024年3月第2四半期決算は、営業収益が1713億3400万円(前年同期比7.8%増)、売上高が1639億5300万円(7.5%増)、営業利益32億5100万円(10.5%増)、経常利益31億7300万円(9.1%増)、純利益は22億1000万円(10.1%減)の増収増益。営業収益は中間期では過去最多の数値となった。店舗数は136店(対前年比2店舗増)。

営業利益率は2.0%(1.9%)、経常利益率は1.9%(3.7%)。( )は前年数値。

売上高の内訳は生鮮3部門が564億0900万円(7.7%増)、惣菜およびベーカリーが204億9900万円(11.1%増)、加工食品・菓子・デイリーの「その他食品」が792億7400万円(7.6%増)、家庭用品および衣料品が112億0400万円(0.6%減)。

部門では精肉が11.4%、ベーカリーが18.1%、菓子が12.8%の高い伸びとなった。服部哲也社長は「精肉は相場高であったが、重点商品については積極的な販売強化を行った」と語った。

ベーカリーについて、前田昭夫常務執行役員は「新商品の投入と商品の磨き上げ、改装による既存店への導入が効果を挙げた」と語った。

既存店売上高は6.6%増、客数3.7%増、客単価2.8%増。客単価の内訳は一品単価6.1%増、買上点数3.1%減。上期の新店は10月の新大塚千川通り店(東京都豊島区)。改装は7店舗実施した。

「特に顧客の支持が高かった店舗は特に改装効果が高かった」(服部社長)。売上総利益率は28.0%(28.5%)。

部門別では生鮮食品25.3%(26.8%)、惣菜およびベーカリー44.3%(44.3%)、その他食品25.3%(25.2%)、家庭用品および衣料品31.2%(31.2%)。販管費率は29.8%(30.1%)と前年より若干下がった。「電気代が当初の想定より、8億円下がったことが一因」(服部社長)。

今期はサミットにとって、新中期経営計画の初年度にあたる。「定量目標となる数値は安全パイではなく、マックスで立てている。進捗によって都度修正している。うまくいった施策、いかなかった施策はあるが、差し引きでよい数値になった。予算では上方修正している」(服部社長)。

期初に発表した通期計画の営業収益3440億円(6.6%増)、売上高3290億円(6.3%増)、営業利益44億円(13.0%減)、経常利益39億円(23.2%減)は変えていない。

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