アオキスーパーnews|第3Q営収651億円6.1%減・経常15億円/損失から回復

愛知県のスーパーマーケット企業(株)アオキスーパー(愛知県名古屋市、青木俊道社長)が2024年2月期第3四半期の決算を発表した。

2023年3月1日~11月30日の連結業績は、営業収益650億6900万円(対前年増減率5.4減)、営業利益14億1500万円(前年同期は営業損失2億4200万円)、経常利益14億7900万円(前年同期は経常損失1億8200万円)、四半期純利益11億1300万円(前年同期は純損失2億4300万円)となった。

営業利益率2.2%、経常利益率2.3%。

期中は「アオキスーパー公式アプリ」と連携する電子レシートサービスの提供を3月に開始し、初回登録キャンペーンを実施したことにより、11月末時点で7万7000件を超える登録数となった。

10月からは、食品ロス削減及び地域貢献活動としてグッドミライプロジェクト「ハピタベ」を開始した。11月からは「アズパーク店」において、On i GO(株)と提携して即時配達サービス「クイックコマース」を開始した。

出店に関しては、3月にあま坂牧店を、4月に福徳店を新規オープンした。これらの店舗では、水産部門とデリカ部門の連携を強め、季節や旬に応じた鮮度感のある惣菜売場の展開や太陽光発電設備の設置によるCO2削減など、新たな取組みを行った。

販売促進策として、四半期に一度の大感謝祭・週に一度のジャストプライスセール・日曜朝市などの企画を前面に打ち出し、月に一度、第2水曜日は鮮魚を中心とした「魚の日・新鮮大漁市」、第3水曜日は野菜や果物を中心とした「青果の日・青果大市」、29日は精肉を中心とした「肉の日」として、旬の食材や特価品を拡大した企画を継続実施した。

また、ポイントカード会員を対象としたポイント〇倍デーや商品に応じたプラスポイント付与に加え、電子マネーの利用促進策として、チャージボーナス〇倍デーや抽選で電子マネーが全額戻ってくるキャンペーンなどの企画を実施した。また、8月から新たに各自治体が実施するQRコード決済によるポイント還元キャンペーンに参加し、顧客の利便性の向上に努めた。

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