大黒天物産news|第2Q売上高1318億円12.9%増・経常204.1%増
「ラ・ムー」「ディオ」などのディスカウント型スーパーマーケットを展開する大黒天物産(株)(岡山県倉敷市、大賀昭司社長)が2024年5月期の第2四半期決算を発表した。
上半期の売上高は1317億8700万円(前年同期比12.9%増)、営業利益は39億5500円(268.3%増)、経常利益は40億5200万円(204.1%増)、四半期純利益は24億8800万円(222.7%増)の増収・大幅増益だ。
営業利益率は3.0%、経常利益率は3.1%。
同社は顧客に「安くて新鮮で美味しい商品」を提供するため、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)によって地域最安値価格を目指す。自社開発商品の中身を徹底的に分析して改良を重ねた、高品質・低価格な商品「D-PRIDE」を前面に打ち出して展開する。
成長戦略としては高速多店舗化出店を掲げ、店舗数の増加によって中国および関西の両センターの稼働率を上げることによってコスト削減を実現している。
店舗展開では、岡山県、石川県、新潟県、熊本県にそれぞれ1店舗の計4店舗を出店した。そのうち1店舗は100%センター供給の店舗フォーマット(SFO店舗)で出店していて、従来の店舗と比べて出店コストと店舗運営コストの削減を実現している。