エディオンnews|第3Q売上高5376億円0.2%減・経常10.2%減
(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)が2024年3月期第3四半期の決算を発表した。
2023年4月1日~2023年12月31日の連結業績は、売上高5376億0800万円(前期比0.2%減)、営業利益122億7700万円(13.6%減)、経常利益125億7200万円(10.2%減)、四半純利益は80億5100万円(14.2%減)の減収減益だった。
営業利益率、経常利益率、ともに2.3%。
2022年10月に情報システムの運営及び開発を担う(株)エヌワーク(現(株)EDIONクロスベンチャーズ)が(株)Hampsteadを吸収合併したことに続き、2023年10月に物流・配送サービスを行う(株)ジェイトップが(株)e-ロジを吸収合併した。これによりEC需要に対し、全国レベルでのサービス提供ができる全国物流網の構築に取り組んでいる。また、2023年9月に(株)サンフレッチェ広島を連結子会社化した。
商品別売上げでは、テレビなどの映像家電やパソコンなどの情報家電は、新型コロナウイルス感染症の「5類感染症」への移行に伴い外向き消費が増加したことで低調に推移した。一方、記録的な猛暑によりエアコンなどの季節家電が大きく伸長した。法改正による駆け込み需要があった携帯電話や、商品供給が安定したゲーム・玩具などは売上げが伸長した。
店舗展開では、2023年12月に横浜市西区の複合商業施設「Cee U Yokohama」内に同社最大級の店舗となる「エディオン横浜西口本店」を新設した。「ワクワクを、買いに行こう。- 買い物ゴコロを刺激する、家電と遊びの新体験!-」をコンセプトに、家電だけではなくゲームやおもちゃ、eスポーツ、最新のデジタル体験、美容や健康、リフォームを通じた暮らし、ECと連携した新しい買い方などを提案する。
家電直営店として「エディオン横浜西口本店」を含9店舗を新設、6店舗を移転、2店舗を閉鎖した。非家電直営店は2店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店は2店舗の純減少となった。12月末時点の店舗数はフランチャイズ店756店舗を含めて1211店となった。