アルペンnews|第2Q売上高1224億円1.8%増・経常利益23億49.9%減

(株)アルペン(名古屋市中区、水野敦之社長)が2024年6月期第2四半期の決算を発表した。

7月1日~2023年12月31日の連結業績は、グループの売上高1224億0100万円(前年同期比1.8%増)、営業利益15億0200万円(62.2%減)、経常利益23億2100万円(49.9%減)となり、四半期純利益9億4500万円(69.7%減)となった。

同社グループは、2店舗目となる大型旗艦店を中心に出店を強化するとともに、既存店の商品構成や売場構成の抜本的見直しを進めた。店舗スタッフの専門向上への取り組みなど、店舗売上高の向上に努めた。また、ECと店舗との連携強化、アプリ会員への情報発信の充実など、デジタル領域の取り組みも引き続き進めた。結果、第2Q売上高は前年を上回ることとなった。

商品部門別ではゴルフ用品の既存店売上高が前年実績を下回った。ゴルフクラブは人気モデルの新製品は堅調に推移したが、コロナ禍収束による新規需要の減少や、猛暑でプレーを控える動きがあったことから、全体としては伸び悩んだ。

競技・一般スポーツ用品、スポーツライフスタイル用品の既存店売上高は前年実績を上回った。競技スポーツについては、全般的にスポーツ活動の回復が進んだことで、好調に推移した。アパレルは高気温の影響で秋物への移行が遅れたことで伸び悩んだ。

アウトドア用品の既存店売上高は前年実績を下回った。アウトドアアパレルやトレッキングでは好調が続き、水着などのマリンレジャー用品の販売も順調だったが、キャンプ用品は厳しい市場環境が続いており低調だった。

店舗の出退店は、スポーツ業態2店舗、ゴルフ業態1店舗、アウトドア業態4店舗を出店し、スポーツ業態2店舗、ゴルフ業態2店舗を閉鎖した結果、12月末の店舗数はスポーツ業態185店舗、ゴルフ業態195店舗、アウトドア業態25店舗の計405店舗となり、売場面積は2610坪増加し25万8226坪となった。

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