ハローズnews | 営業収益1954億円12.3%増/36期連続増収・11期連続増益

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)の2024年2月期決算は営業収益1954億4400万円(対前年増減率12.3%増)、営業利益108億7000万円(20.1%増)、経常利益108億9600万円(19.2%増)、当期純利益85億8900万円(38.5%増)となった。36期連続増収、11期連続の増益となった。

営業利益率5.6%(5.2%)、経常利益率5.6%(5.3%)。( )は前年数値。

期中は大別して4つの取り組みを行った。第一に商品面では、継続して重点販売商品の育成とプライベートブランド(PB)商品のシェアアップに取り組んだ。また、8月から岡山県立大学との共同開発による「栄養バランス弁当」第11弾を発売した。

第二の販売促進面では、生活防衛企画および自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。

第三の取り組みは店舗面では、地域のライフラインとしての社会的役割を担うため、全店24時間営業を継続した。また、店舗活性化では2023年3月に香川県丸亀市の丸亀中府店、5月に広島県福山市の水呑店、7月に岡山県岡山市の十日市店、9月に同県瀬戸内市の邑久店、10月に香川県高松市の仏生山店、2024年2月に岡山県岡山市の西大寺店を改装し、店舗の魅力向上を進めた。

第四の取り組みとなる店舗開発面では、2023年4月に兵庫県姫路市へ野里店、6月に愛媛県西条市へ東予店、11月に兵庫県西宮市へ西宮山口店、12月に山口県防府市へ防府新田店を出店した。どれも売場面積600坪型24時間営業の店舗だ。

期末店舗数は、広島県32店舗、岡山県27店舗、香川県14店舗、愛媛県9店舗、徳島県9店舗、兵庫県14店舗、山口県1店舗、合計106店舗となった。

また、中長期的な施策では、業務改善のために自動発注システム拡大に取り組んだ。物流面では中長期的な成長戦略推進に向けた主要物流拠点の確立を目的として、2023年3月に香川県坂出市に坂出ロジスティクスセンターを新設した。6月には兵庫県姫路市に兵庫低温センター、11月に広島県広島市に広島低温センターを開設した。

2025年2月期は営業収益2017億5500万円(3.2%増)、営業利益109億6000万円(0.8%増)、経常利益109億5000万円(0.5%増)を見込んでいる。

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