アオキスーパーnews | 営業収益879億円3.7%減/3期続けて減収

(株)アオキスーパー(愛知県名古屋市、青木俊道社長)の2024年2月期決算は営業収益878億7700万円(前年同期比3.7%減)、営業利益19億9200万円(291.8%増)、経常利益20億7100万円(252.5%増)、当期純利益15億4000万円(前年同期は当期純損失3億5900万円)となった。3期続けての減収となった。

営業利益率2.3%(0.1%)、経常利益率2.4%(0.6%)。( )は前年数値。

期中は、3つの政策に取り組んだ。

第一に顧客サービス政策では3月に紙資源削減と同時に、会計時の利便性向上を目的とした「アオキスーパー公式アプリ」と連携する電子レシートサービスの提供を開始した。2月末現在で7万9000件を超える登録数となった。宅配サービスでは「クイックコマース(即時配達)」をONIGO(株)およびWoltJapan(株)と提携し、4店舗で開始した。また、8月に5店舗で開始したコード決済を2月末現在で14店舗まで拡大した。今後、クレジットカード決済を含めたキャッシュレス決済の全店舗導入を予定している。

第二の店舗政策では、3月にあま坂牧店・4月に福徳店を新設した。これらの店舗では、水産部門とデリカ部門の連携を強め、季節や旬に応じた鮮度感のある惣菜売場の展開や太陽光発電設備の設置によるCO2削減などの新たな取組みを行っている。

第三の販促政策では、四半期に一度の大感謝祭・週に一度のジャストプライスセールや日曜朝市等の企画、および生鮮食料品の強みを前面に打ち出し、月に一度、第2水曜日は「魚の日・新鮮大漁市」、第3水曜日は「青果の日・青果大市」、29日は「肉の日」を展開した。

また、ポイントカード会員を対象としたポイント〇倍デーや商品に応じたプラスポイント付与などのサービス強化を実施した。さらに電子マネーではチャージボーナス〇倍デーや抽選で電子マネーが全額戻ってくるキャンペーン等の企画を実施して利用促進を進めた。

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