ジェーソンnews | 営業収益287億円5.6%増・経常利益9億円8.4%増

ディスカウントストアを展開する(株)ジェーソン(千葉県柏市、太田万三彦社長兼会長)の2024年2月期の連結業績は売上高287億4013万円(前期比5.6%増)、営業利益8億7638万円(9.4%増)、経常利益9億1000万円(8.4%増)、当期純利益6億0289万円(0.5%増)となった。

営業利益率3%(3.2%)、経常利益率2.9%(3.1%)。( )は前年数値。

期中の取り組みではJV(ジェーソンバリュー)を始めとしたプライベートブランドの取り扱いと徹底したローコストの店舗運営を推進した。また、店舗のスクラップ&ビルドを進め、「人々の生活を支えるインフラ(社会基盤)となる」との企業理念の下、地域の生活便利店としてチェーンストア経営に注力してきた。

販売面では夏の猛暑に加え年間を通じて比較的高い気温が継続したことから、主力である飲料を含めた食料品中心に順調に販売を伸ばした。仕入価格転嫁による一部商品の価格引き上げも進めた。

利益面では、継続的に仕入単価が上昇するなかロープライス戦略を堅持したが、各種コストの抑制や水道光熱費等の低減効果により増益を確保した。

出店面では、2023年4月に茨城県神栖市の「神栖波崎店」、2023年6月に埼玉県熊谷市の「熊谷石原店」、2023年12月に茨城県つくば市の「つくばみどりの店」、計3店舗を開店した。一方、2023年8月に1店舗、2023年9月に1店舗、計2店舗を閉店した。期末の直営店舗数は112店舗となった。

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