PLANTnews |第3Q売上高732億円2.3%増・経常利益31.2%増

(株)PLANT(福井県坂井市、三ッ田佳史社長)が2024年9月期の第3四半期決算を発表した。

2023年9月21日~2024年6月20日の業績は、売上高732億3800万円(前年同期比2.3%増)、営業利益17億3200万円(44.6%増)、経常利益18億2900万円(31.2%増)、四半期純利益12億6300万円(0.9%減)だった。

営業利益率2.4%、経常利益率2.5%。

同社は収益力の強化を最重要課題とし、進行中の中期経営計画(2026年9月期まで)において、①店舗改装の実施、②PB商品の開発強化、③R-9(R=Revolution 人件費9億円削減)に取り組んでおり、営業利益率3.00%以上の早期達成を目指す。

①店舗改装
既存店活性化により客数・売上増を図るため、ワクワク感が感じられる売場を目指す。41期以降に改装を実施した店舗の改装効果を検証し、成功事例を他店舗にも展開していく。

②PB商品の開発強化
同社にしかない価値あるPB商品を開発し、目的来店性・粗利率アップを図る。また、5月21日にはPB開発本部を設置し、アパレルを中心に商品開発の強化を行っている。

③R-9(人件費9億円削減)
人口減による人手不足・労働単価上昇への対応として機械化などを推進し業務の合理化を図る。当第3四半期末には全23店舗中22店舗にセルフレジを導入するなど、セルフレジ利用客数の増加を図った。また精肉部門では輸送態勢の見直しを実施し、チャンスロス・ロスの削減と店舗での作業時間の短縮を進めた。

「PLANT善通寺店」は2014年3月に開店したが、店舗、設備の老朽化により6月16日に閉店した。

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