ウエルシアnews|第3Q売上高9519億円4.6%増・経常利益264億円23.2%減

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)の2025年2月期第三四半期決算は売上高9519億1600万円(4.6%増)、営業利益228億5600万円(26.5%減)、経常利益263億5200万円(23.2%減)、四半期純利益147億7800万円(27.5%減)となった。

営業利益率2.4%(3.4%)、経常利益率2.8%(3.8%)。( )は前年数値。

期中、顧客ニーズに対応する商品販売、サービスの提供に努めた。物販部門では、たばこ取り扱い中止による売上減はあるものの、プライベートブランドの開発及び拡販、ポイントサービスの対応に注力した。

調剤部門では、調剤併設店舗数の増加(第3四半期末現在2267店舗)により処方箋受付枚数が増加した。物販及び調剤合計の既存店売上前年比は堅調に推移した。前期から導入した「WAON POINT」サービスに伴い、ポイント会員であるウエルシアメンバーは1330万人まで増やした。

プライベートブランドは、機能、品質、エコ性能を磨いた商品開発に注力し、「からだWelcia」「くらしWelcia」の拡販に努めた。

また、2024年9月に関東1都3県に144店舗を展開する(株)ウェルパークを完全子会社化し、また10月には首都圏にて介護事業を展開するウエルシアパートナーズ(株)(旧東電パートナーズ)を完全子会社化した。

ウエルシアグループは2030年ビジョンとして「地域No.1の健康ステーション」の実現を目指しており、たばこの販売を終了すると共に、ウエルシア禁煙応援プログラムも提供している。

2024年グッドデザイン賞を受賞した地域協働コミュニティスペース「ウエルカフェ」及び同じく受賞した移動販売車「うえたん号」の活動など、ウエルシアグループは地域社会へ安心・安全を提供するインフラ機能を担っていく。

出退店では、グループ全体で64店舗の出店と40店舗の閉店を実施し、第3四半期末の当社グループの店舗数は3014店舗となった。

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