大黒天物産news|第1Q売上高789億円8.7%増・経常利益32.7%減

「ラ・ムー」「ディオ」などのディスカウント型スーパーマーケットを展開する大黒天物産(株)(岡山県倉敷市、大賀昌彦社長)の2026年5月期第1四半期業績は売上高789億4700万円(前期比8.7%増)、営業利益16億7300万円(36.7%減)、経常利益18億0200万円(32.7%減)、四半期純利益11億1800万円(35.6%減)。

営業利益率2.1%(3.6%)、経常利益率2.3%(3.7%)。

増収により、売上総利益は7.6%増となったが、販管費・一般管理費が15.8%増となり、減益となった。大黒天物産は「魅力ある店づくり6項目」(①価格、②品質、③売場、④活気、⑤環境整備、⑥接客)の徹底をスローガンに、顧客からに支持される小売業を目指して取り組んでいる。

顧客に「安くて新鮮で美味しい商品」を提供するべく、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指すことに加え、自社開発商品の中身を徹底的に「アナライズ」(分析)し改良を重ねた「高品質・低価格」なラインアップを前面に打ち出している。

自社物流の構築による物流コスト削減、産地からの最短定温物流実現による生鮮食品の鮮度向上を推進している。成長戦略として、高速多店舗化出店を掲げ、店舗数の増加によって中国および関西の両センターの稼働率を上げることでコスト削減を実現している。

今期、滋賀県、兵庫県、三重県、福岡県、新潟県にそれぞれ1店舗の計5店舗を出店した。そのうち1店舗は100%センター供給店舗フォーマット(SFO店舗)での出店とすることで従来の店舗と比べて、出店コストと店舗運営コストの削減を進めている。

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