ノジマnew|第2Q売上高4628億円17.7%増で過去最高値を更新
(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)が2026年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の中間期業績は、売上高4627億6800万円(前年同期比17.7%増)、営業利益276億6900万円(38.6%増)、経常利益306億2100万円(42.8%増)、中間純利益が194億3100万円(36.9%増)と増収増益だった。
売上高と営業利益は過去最高値を更新、経常利益と中間純利益についても2021年3月期のスルガ銀行(株)等の持分法による投資利益を除いた場合、過去最高値だった。
営業利益率は6.0%(5.1%)、経常利益率6.6%(5.5%)。( )は前年同時期の数値。

セグメント別は以下の通り。
デジタル家電専門店運営事業は、売上高1584億5600万円(9.0%増)、経常利益111億5300万円(14.5%増)。東京都が実施した「東京ゼロエミ」事業によって8月はエアコンが伸長、9月は「大決算セール」で、PCが伸長した。
キャリアショップ運営事業は、売上高は1825億5400万円(9.6%増)、経常利益は111億5100万円(96.6%増)。
インターネット事業の売上高は357億7800万円(4.5%増)、経常利益32億9000万円(1.4%減)。
東南アジアで展開する海外事業は、店舗のスクラップアンドビルドを進めるとともに、地域に合わせた販促活動および店舗展開を行った結果、売上高407億3600万円(4.3%増)、経常利益3億3100万円(19.6%増)となった。
金融事業の売上高は18億5100万円(40.1%減)、経常利益は4億3700万円(57.1%減)となった。なお8月13日付けで、(株)マネースクエアHDと(株)マネースクエアの発行済株式の全部を株式譲渡し、連結の範囲から除外した。これにより翌期は、金融事業セグメントの開示はなくなる予定。
VAIO(株)のプロダクト事業は、売上高342億1400万円、経常利益は31億4100万円となった。前年度、連結の範囲に含めたため、昨対は発表されていない。
メディア事業123億4100万円(109.1%増)、経常利益は7億3400万円(31.5%減)となった。
上半期の期末店舗数は直営店1006店(うち海外113店)、FC店284店で合計1290店舗となった。
