アークス売上高2283億、経常利益8.9%増で上半期は利益改善

アークスの2015年度第二四半期決算が今日14日に、発表された。

売上高2283億1400万円(昨年同期比0。0%)、営業利益65億1700万円(2.2%)、経常利益76億4900万円、(8.9%)、純利益42億円(37.4%)。

昨年の第2四半期が、売上高2283億700万円(8.7%)、経常利益70億2100万円(マイナス6.1%)と増収減益だったから、今期は、売上げは横ばいながら、増収増益と、まずまずの成績。

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上半期は、平成26年9月1日に岩手県及び宮城県でディスカウントストア「ビッグハウス」を中心に25店舗を展開している(株)ベルプラス(本社:岩手県盛岡市)と経営統合。また、連結子会社の(株)ユニバースが、3月31日付で、(株)リッツコーポレーション(本社:福島県会津若松市)の全株式を取得して子会社化し、9月1日に吸収合併を果たしている。

 

新規出店は、7月に「スーパーアークス室蘭中央店」(運営会社(株)ラルズ)をオープン。
コンセプトは「一度は行って見たいお店、一度行ったらまた行きたくなるお店」。
地場商品の取り扱い強化、惣菜バイキングや各種少量パック並びに簡便商品の品揃えを充実させた。

6月には、「新三光ストア新井田店」(運営会社(株)ユニバース)を増床した「ユニバース新井田店」、8月には「ビッグハウスパルプタウン」(運営会社(株)道北アークス)を「スーパーアークスパルプタウン」として業態変更。

 

一方、店舗改装は、(株)ユニバースが3店舗、(株)東光ストア1店舗、(株)ジョイス2店舗の改装、6月にラルズプラザ札幌店及びラルズマート札幌店(いずれも運営会社(株)ラルズ)の計7店。
閉鎖店は、6月にラルズプラザ札幌店及びラルズマート札幌店(いずれも運営会社(株)ラルズ)の2店。

8月現在の総店舗数は293店舗となった。

 

また、昨年8月から、東北地区へ順次展開してきた「アークスRARAカード」は、総会員数が250万人を超え、平成26年9月末日現在の会員数は252万人。7月からは新たなクレジット機能を付加したカードを追加導入している。

北海道から北東方をドミナントとするアークス。
「アークス方程式」とまで呼ばれるM&Aが特長だが、一方で、内部充実を図っていることがよくわかる上半期の決算だ。

内部充実を図りつつ、そろそろ次の経営統合話が巻き起こりそうな気配だ。

 

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