ミスターマックスニュース|コスト削減で増益果たし営業総利益率24.9%

ディスカウントストアの(株)ミスターマックス(本社:福岡市、平野能章代表取締役社長)。2017年2月期決算は、3月から2月への期変更があり、2016年4月1日から2017年2月28日までの11カ月間の成績になる。
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営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)は1083億7300万円(前期は12カ月で1184億4800万円)。
一方、販売費及び一般管理費は、店舗閉鎖にともない賃借料が減少したほか、省エネ設備の導入による水道光熱費の減少などが奏功して250億7400万円(前期は12カ月で277億9800万円)と、コスト削減が進んでいる。11カ月の変則決算による営業収益の減少を上回るコストの削減を達成している。

営業利益は19億3500万円(前期は12カ月で15億3000万円)、経常利益は23億6000万円(前期は12カ月で14億1300万円)。つまり営業利益、経常利益ともに大きく改善。営業総利益は24.9%、売上総利益は21.8%。
また、当期純利益は、固定資産の減損にともなう減価償却費の税効果2億7300万円などを法人税等調整額に計上した結果、18億1300万円(前期は12カ月で10億0500万円)に決着した。営業収益経常利益率は2.2%。

 

また、自己資本当期純利益率(ROE)は9.1%、総資産経常利益率(ROA)は6.2%、総資産回転率は1.44回転。

老朽化や店舗政策の見直しによって4店舗を閉鎖。また4月14日に発生した「平成28年熊本地震」による熊本地区2店舗の一時休業などの影響はあったが、既存店売上高は、前年同期間比(2016年年4月1日~2017年2月29日)では102.4%。震災特需が貢献している。また全店売上高は同期間比で99.4%だった。

大規模改装は、6月に開業10周年を迎えた関東地区の旗艦店「湘南藤沢ショッピングセンター」、10月に福岡県「粕屋店」を増床リニューアル、11月に熊本地震の影響で営業を休止していた「熊本インター店」の再開業など。

ミスターマックスは引き続き商品改革、オペレーション改革の2つを掲げて取り組む。

 

検索ワード:ミスターマックス 2017年2月 決算 ディスカウントトア

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