LIXILビバnews｜上半期ホームセンター事業収益899億円･利益46億円

(株)LIXILビバ(さいたま市、渡邉修社長)が2018年3月期第2四半期までの業績を発表した。

4月から9月までの売上高は897億9100万円、営業利益55億5100万円、経常利益50億0800万円、純利益32億5500万円だった。LIXILビバでは、前年度財務諸表を作成していないため、前年同月の増減率は発表していない。

グループのコンセプトは「日本の生活文化に合った真のホームセンター業態を創る」。店舗開発・商品開発の強化とサービス面の充実に積極的に取り組んでいる。

新規出店は、9月16日に神戸市「イオンモール神戸南」1階に、新フォーマットとなるホームデコレーション専門店「ハウスデコ神戸南店」の1店舗だけ。期末店舗数は89店。

[ハウスデコ神戸南店　店舗外観]

ホームセンター事業は、前期出店した店舗の売上げ、およびR-50成長戦略（リフォーム関連商品の売上構成比増加）の推進や、諸経費の削減活動に取り組んだ。営業収益899億8300万円、セグメント利益46億4900万円だった。

リフォーム関連は、昨年の熊本地震後の特需の反動で、防災用品やブルーシートが減少。しかし、Ｒ-50成長戦略に基づく施策と、前期出店店舗が貢献して、売上げは堅調に推移した。一方で、工事を伴うリフォームサービスは、消費増税の延期等により需要が減退。とくに第１四半期には高額物件の受注が伸び悩んだ。営業収益は334億6700万円となった。

ホームセンター商材は、家庭用品・インテリア・照明が伸び悩んだが、ガーデンとペットが伸長した。営業収益は346億1000万円となった。

一般商材は、事務店舗用品やレジャー用品が伸び悩み、営業収益は207億2100万円。

デベロッパー事業は、営業収益30億9200万円、セグメント利益９億0１00万円となった。

2018年３月期の連結業績予想は、売上高1836億9000万円（前期比4.2％増）、営業利益114億7400万円（7.9％増）、経常利益106億6900万円（7.3％増）、純利益72億5600万円（10.9％増）を見込んでいる。

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