ロック・フィールドnews|上半期1.4%増収4.3%増益/O-157でRF1減収

惣菜の製造小売業(株)ロック・フィールド(兵庫県神戸市、岩田弘三会長兼社長)が、2017年度の第2四半期決算を発表した。「The Mirai Salad Company」を標榜するロック・フィールドでは、「サラダ」を核に、“食と健康”という価値創造に取り組んでいる。

第2四半期までの売上高は251億1000万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は13億1500万円(4.3%増)、経常利益は13億4300万円(3.8%増)、四半期純利益は8億7500万円(1.7%減)で着地した。

売上高営業利益率は5.2%、経常利益率は5.3%。

中食・惣菜業界は、高齢化・核家族化・女性の社会進出など、ライフスタイルの変化に伴って市場は拡大している。ただし、コンビニやスーパーマーケットが惣菜を強化したことから競争環境は激しくなった。また人手不足のため人件費も上昇していて、ロック・フィールドにとっては厳しい経営環境になっている。

この環境のなかで、上半期はお盆や秋の連休を中心に、旬の素材や調理法にこだわった高付加価値商品の提案を積極的に行った。しかし、業界に大きな影響を与えた8月のO-157による食中毒事件や、10月の台風・大雨などの影響により、売上高は伸び悩んだ。

主力ブランドの「RF1」は、サラダが前年比96.4%、フライ96.1%、その他惣菜106.1%で、トータルでは98.4%と前年を1.6ポイント下回った。しかし「神戸コロッケ」ブランドは101.2%と堅調だった。

検索ワード:ロック・フィールド 惣菜 

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