DCMnews|くろがねや連結効果で営業収益3399億円0.7%増・経常0.9%増

DCMホールディングス(株)(東京都品川区、久田宗弘社長)が2018年2月期の第3四半期の決算を発表した。

営業収益3398億7800万円(前年同期比0.7%増)、営業利益174億0300万円(0.6%減)、経常利益167億8600万円(0.9%増)、四半期純利益107億8500万円(6.8%増)と増収・営業利益減・経常利益増だった。

新規出店は17店舗、閉店は7店舗で、11月末の店舗数は666店舗。事業会社別の店舗数はDCMカーマ166店舗、DCMダイキ158店舗、DCMホーマック288店舗、DCMサンワ33店舗、DCMくろがねや21店舗。

天候不順の影響により、販売が伸び悩んだが、2016年12月に子会社化したDCMくろがねやの連結効果もあり、売上高は増収となった。またDCMブランド商品については、雑誌掲載、テレビCM等、販促強化に取り組んだことで堅調に推移した。

主要商品部門別の状況は以下の通り。
①園芸・エクステリア部門の売上高は592億0300万円(1.5%増)。散水用品や植物の販売は伸び悩んだが、DCMブランド商品では除草剤や防草シートの販売が好調に推移した。
②ホームインプルーブメント部門の売上高は674億9100万円(2.8%増)。工具用品や作業衣料は、プロ専門店での販売が好調に推移した。
③ホームレジャー・ペット部門は516億3200万円(0.8%減)。洗車用品関連の販売は堅調に推移したが、レジャー用品やペットフードの販売が伸び悩んだ。
④ハウスキーピング部門は833億9500万円(0.8%減)。介護用品関連の販売が堅調に推移した。
⑤ホームファニシング部門の売上高は219億3400万円(2.1%減)。
⑥ホームエレクトロニクス部門は271億5400万円(1.8%減)。

第3四半期までの部門別売上高勝敗は2勝4敗だった。売上構成比の高いハウスキーピング部門はドラッグストアとの価格競争も激しく減収となり、全体の足を引っ張った。

検索ワード:DCMホールディングス カーマ ダイキ ホーマック 2018年2月期

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