薬王堂news|第3Q新店19店で売上高・経常利益ともに11%と二桁増

東北でドラッグストアを店舗展開する(株)薬王堂(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が、2018年2月期第3四半期の累計業績を発表した。

2017年3月から11月までの売上高は622億5600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は26億7900万円(2.4%増)、経常利益は31億5100万円(11.1%増)、純利益は21億4700百万円(19.4%増)。大幅増収増益となった。

営業利益率は4.3%。経常利益率は5.1%。

同社は、販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数および買上点数の増加に取り組んだ。さらに小商圏ドミナント出店を推進した。ドラッグストアを岩手県に4店舗、青森県に4店舗、秋田県に3店舗、宮城県に5店舗、山形県に3店舗の合計19店舗を新規出店した。一方退店は、岩手県のドラッグストア2店舗。これにより、店舗数は238店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局1店舗)となった。

部門別の結果をみると、以下のとおり各部門売上げを伸ばしている。

ヘルスケア部門の売上高は138億7200万円(6.3%増加)。医薬品は感冒薬や健康食品など、衛生用品では介護用紙おむつが伸張した。また調剤も堅調に推移した。

ビューティケア部門の売上高は105億8400万円(8.1%増加)。好調だったのは、セルフ化粧品や男性化粧品、トイレタリーではオーラルケアやボディソープなど。

ホームケア部門の売上高は82億4400万円(12.5%増加)。日用品では仕上剤や家庭紙や台所用品、衣料品ではタオル類や履物、肌着が売上げに貢献した。

コンビニエンスケア部門の売上高は295億5500万円(12.9%増加)。食品は飲料や菓子、日配品など、酒類ではビール類や酎ハイなど、またペット関連商品も好調だった。

通期の業績は、売上高830億円(前期比10.8%増)、営業利益34億4400万円(8.1%増)、経常利益39億7200万円(13.2%増)、純利益25億4200万円(8.9%増)を見込んでいる。

薬王堂:第3四半期  ヘルスケア  ビューティケア  ホームケア  コンビニエンスケア

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧