ベルクnews|第3Q 1554億円8.6%増・経常利益3.3%増と絶好調

(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、大島孝之社長)が2018年2月期の第3四半期決算を発表した。

2017年3月1日~2017年11月30日の営業収益(売上高及び営業収入)は、1554億1500万円(前年同期比8.6%増)、営業利益69億0600万円(3.3%増)、経常利益72億4700万円(3.3%増)、四半期純利益49億6500万円(10.7%増)と、増収増益。増収減益が多いスーパーマーケット企業の決算が多いなか、ベルクの強さが表れた決算内容だ。

営業収益対比営業利益率は4.4%、同経常利益率は4.7%。これもスーパーマーケット平均水準より高い。

販売政策では、ポイントカード販促、チラシ価格の強化、生活催事に合わせた売場づくり、品切れの削減、さらに接客レベルの向上といった固定客化施策に取り組んでいる。とくに、2017年4月には「100店舗達成!謝恩セール」を実施した。

店舗運営では、LSP(レイバー・スケジューリング・プログラム)の定着化を図り、適正な人員配置、省力器具の活用による効率的なチェーンオペレーションを進めている。

商品は、産地やメーカーから大量に一括調達して2つの自社物流センターから各店舗に配送している。配送効率を高めることで、商品の低価格化、品質の安定化を目指す。また、店舗作業に合わせた配送体制の見直しなど、店舗運営の効率化にも取り組んでいる。

今期は7店の新規出店を行い、2017年11月末段階の店舗数は106店と3ケタの大台に乗せた。既存店改装は6店舗。改装のポイントは、惣菜および簡便商品の拡充とセミセルフレジの導入。着実な経営でありながら、最新トレンドには対応している。

検索ワード:ベルク LSP 2018年2月期

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